2017年06月28日(水)/ コンサル道中記
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それでは田村車掌よろしくお願い致します。
今日は、集客の話をしようかなと。
ただ、何のために集客するのかということを考えてほしいなと思うんですよね。
集客って患者さんを呼べばいいものではないんです。
結構見ていると新規を呼びすぎてしまってリピートが落ちている。
新患さんの予約で1週間・2週間先と予約が入ってしまっていてリピーターさんの次の予約が取れない、もしくは今日診た新患さんの予約が埋まってしまっていて取れないというのは結構あるんですよね。
以前にもお話しましたけど売上って結局、カルテ枚数・顧客数ですよね。
現役のカルテ枚数・顧客数に来院頻度をかけて単価をかける、これが売上になるわけです。
利益を出すためには売上から経費を引くと利益になってくるということですよね。
なので非常に大事なのはカルテ枚数のところで、じゃあカルテ枚数を増やすためにはどうしたらいいんだと考えたところで新規の必要数を考えていくという順番でいかなければいけないんですよね。
そうすると効率があまりよくない患者さんというのは新規の患者さんなので、本来であれば新規の患者さんってウェルカムではないはずなんですよね。
でも、うちは卒業させていくんだとうちの店舗でも一店舗ありますけど12回卒業、12回で卒業。
もちろんその後続ける人もいますけど、基本的には12回で終わりですというスタイルでやっている
店舗もあるんですね。そういうところは必ず一定数の離患が出てくるわけなので、その離患を補う集客が必要になってくるわけなんですね。
本来であれば離患率が何十%、10%、20%とかになるんですけど、プラス8%みたいな。
ただ、稀にあるんですけどそういうところもあったりするんですけど、そういうところってもう新規を呼んでもしょうがないよねっていう話なんですよね。
だから、そこの店舗に関しては集客のルートをいくつかつぶしたんですね。
これ以上新規を呼んでも受けられないし、ベッド台数も3床しかないからこれ以上もう増やせない
し、人員的にも人員は多少余裕があるんですけどベッド増やせないからこれ新規を止めないと
ダメだねという状況になったり。
結果、新規の方から連絡入ってきて予約取りたいですとなっても基本的に埋まってるので今予約が2週間先とかなんですよね。とかになってくると、折角連絡をくれたのに逃がすことになるじゃないですか。
もったいないですよねということになるので必要な新患数をしっかりと理解しておくとこと、そのためには
離患率、離患数、ひとり治療院だったら離患数でいいと思うんです。
月に何回抜けているというのを確認するだけでいいと思うので。
ためにはどのぐらいの新規集客が必要だよね、という形でやらないと無駄が出てしまうんですよね。
これ非常にもったいないことだと思うので、売上ももちろん大事ですけど利益を出すことが非常に大事なので、そこには必要以上のコストをかけてはいけない。
だからまず罹患数をしっかり確認してどれだけ新規を呼ばないといけないのか。
新規を呼ぶにしても自分のところの院の新規の流入ルートをしっかりと確認すること。
どこから新規がきているのか、自分のところの強みはどこか。
結構集客一本でやってしまう先生が多いですし、何をやったら集客増えますかと一本で
集客したがる先生が多いですけど、やっぱり集客ルートをいくつか作っておくこと。
3ルート5ルート作っておいてどれかの集客手段がダメになったとしても他の集客手段で
呼べるという状況は作ったおいた方がいいと思うんですね。
過剰集客になっているんだったら効率の悪いCPA高いところ、集客が高い患者さん、CPAが高くて、かつLTBが低いような患者さんの集客ルートは一回閉じておくということも必要になってくると思いますので、効率的な経営のためには必要になってきますので過剰集客をしてしまって予約が取れないということになってくると信頼を落とすことにもなりかねませんから、その辺り再度確認させて頂くのが必要ではないかなと考えております。
本日も田村車掌ありがとうございました。