85ターン目 「人を増やして成功する院と失敗する院の違い」
2017年05月10日(水)/
コンサル道中記
本日は85ターン目 『人を増やして成功する院と失敗する院の違い』というテーマでお伝え致します。
「スタッフのいる院が決めておくべき未来の損失を防ぐ"あるルール"」などなど、役立つ+面白いをテーマにお届けします。音声でもお聞きいただけますし、ブログ形式で書き起こしもついています。では早速「サイを振れー!出発進行~!!」
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- 斉藤
:みなさん、こんにちは。株式会社クドケンの斉藤です。
田村剛志の田村電鉄、本日は第85ターン目をお届けいたします。
それでは田村車掌、よろしくお願いいたします。
- 田村
:はい、それでは本日も出発進行。
- 斉藤
:前回は雇用するタイミングだったりをお話していただいたと思うんですけども。
- 田村
:雇用するとですね、いろんなトラブルが起こるわけですよね。みなさんね、「うちは大丈夫」って結構おっしゃるんですよね。
私セミナーとかコンサルの中とかでも雇用体系って「こうやっていかなくてはダメですよ」、「残業代ってちゃんと付けなくてはいけないですよ」とか「就業規則をちゃんと作らなければいけないですよ」と言ってやるんですけど、大体みなさんね「うちだけは大丈夫」ておっしゃるんですね。
- 斉藤
:ふーん。
- 田村
:なんですけど、そう言う人に限って痛い目に遭うんですよね。
- 斉藤
:何で大丈夫と思っちゃう?
- 田村
:良くおっしゃるのが、「うちまだ会社の規模が小さいから、そんなの必要ないですよ」とか「うちは信頼関係しっかりあるからそんな問題起こらないです」とかおっしゃるんですけど、労使の使う側と働く側とっていうのは労使の中の信頼関係って案外もろいもので、ちょっとしたことで大きなトラブルに発展したりするんですね。
- 斉藤
:なるほど。
- 田村
:ホント自分の身にも起こることなので、しっかり聞いていただいて対策を取っていただくということをしていただきたいと思うんですよね。
- 斉藤
:そうですね。
- 田村
:ホントにね、労使の関係性をしっかりやっておかないと、それが原因で倒産すること結構あるんですよね。
- 斉藤
:へーえ。
- 田村
:売り上げだけの話じゃなくて、労使問題でルールをちゃんと決めてなかった、契約をちゃんと交わしてなかった、ということが原因で訴訟になったりとか、そういうことによって倒産してしまうっていう事例あるんですね。だからホントにね、関係無いことではないです。人を一人でも雇っていたら関係あるし…。
- 斉藤
:関係ある?
- 田村
:これから人を雇うんであれば、斉藤さんも分かると思いますけど、先に準備しておかないといけないですね。
- 斉藤
:そうですね。
- 田村
:雇ってから準備していくとものすごい大変なんですね。
- 斉藤
:痛い目に遭いますね。
- 田村
:はい、もうスタッフさんが不満を貯めてくるし、「ここができていない、あそこができていない」、重箱の隅を突っつき始めるんですよね。
そうするともう業務どころではなくなってくるわけですよね。
だから、雇う前にしっかりと対策を取っておく必要がある、雇用関係の整備をする必要性がありますので。
ここはなかなか無い機会なので、ご覧いただけたらなと思っております。
- 斉藤
:そうですね。事前に防げるということですね。
- 田村
:どんなことが起こるかっていうことを知っていれば事前に防ぐことができるので、ホントに良くあるのは、あまり法律を理解していなくて残業代を付けてなかった、とかっていうことに対して請求されて、遡って請求できますから、2年間は遡って請求できるので、辞めるときに2年分遡って請求されているとか、一斉に退職してしまって、みんなから請求されてっていう。
知っている話で請求が2700万来て倒産したっていう話もありますから…。
- 斉藤
:えー、本当ですか。
- 田村
:この辺しっかりと対策を取っておかないと足元をすくわれることになりかねませんので。
それだけじゃなくて、労使関係を整備しておくことによって、人が辞めにくくなるっていう問題もあるので、本来やっておかなければいけない雇用関係の整備ができていないことが原因に辞められるのって100%こっちが悪いんで…。
- 斉藤
:そうですね。
何も言えないですよね、それは。
- 田村
:労基法って難しいですけど、治療院で押さえておかなければいけないポイントがあるので、その辺この動画でもお話しているので見ていただいて、ポイントをだけをしっかりまず押さえておくということをしていただけたら、皆さんの会社、院の安定繋がるんじゃないかと思いますので、ぜひご覧いただきたいと思います。
- 斉藤
:ということで、本日もたむ鉄をお伝えして参りました。
田村社長、本日もありがとうございました。
- 田村
:はい、ありがとうございました。