2017年04月12日(水)/ コンサル道中記
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田村剛志の田村電鉄、本日は第83ターン目をお届けいたします。
それでは田村車掌、よろしくお願いいたします。
だから骨盤矯正をやっている先生だと意図せず産後の骨盤でおいでになる方がチラホラくるようになってきて、産後の骨盤矯正行けるかも知れないっていうことで、産後の骨盤矯正の専門院っていうのを名乗り始めたりするんです。
もちろんちゃんと弊害まで理解してやられるのであれば問題無いとは思うんですけど、みんながやっていて流行っているからといって、考え無しにやってしまうと後で痛い目を見る可能性があるので、その辺の話を今日しようかなと思うんですけど。
100万超えている方はもちろんいらっしゃるんですけど、半分ぐらいは目指せ100万円!っていうラインですね。そして大体の方が産後の骨盤矯正を主軸に置いてやられていたりします。
ちょっとリスクがあるなと感じたのと、これだけクライアントさんが産後の骨盤矯正を集中していると、もしかしたら世間的にもそういう方が多いのかな?と思ったので、今日のテーマに選びました。
当然集客面を考えると、子どもを受け入れた方が良かったりはします。
ただ、お母さんたちの中には子どもから離れたいというお母様もいらっしゃるし。
場合によっては受付兼子どもの面倒を見る人っていう形ですよね。
うちのクライアントさんの中でも産後を強く診ているところ、以前から診ているところありますけど、そういうところ、スタッフさん雇っているところって保育士さん雇っているんですよね。
このデメリット非常に大きいんじゃないかなと思いますね。一人先生がやる場合だったら、面倒は見れないけれども、一人先生だから当然一人しか診れない訳なので、泣かしといて平気ですよ、極論の話。
「この時間、あなたしか患者さんいらっしゃらないので、貸し切りなんで気兼ねなく子どもさん連れてきてください」っていう形をすれば、ちょっと面倒は見てあげられないけど泣いていても大丈夫ですよと、子どもさんが泣いても気を遣わずに施術を続けられますよ、周りの患者さんに気を遣わずに施術受けれますよ、っていうメリットは出せるんじゃないかな、とは思います。
ただ予約枠はしっかり取っていかなくてはいけなかったりとか、面倒みる人がいないわけだから途中でお子さんが泣いてしまったら手を離さなくてはいけなくなったりとか、いうことがあると思うので、施術時間とか予約枠に余裕を持っておかないと後ろが詰まってきてしまう、ていうことがあるので生産性が落ちるっていうデメリットはありますよ、ということですね。
ここを知っておいてもらいたいと思います。
それから、産後骨盤矯正の専門院になって非常に順調になった場合に起こってくる問題として、夜の集客が落ちるという問題があります。
産後の骨盤矯正の患者さんて大体朝9時ぐらいから夕方3時、4時ぐらいまで、来て4時までくらいしかおいでにならないんですね、傾向として。産後の骨盤矯正の専門院を謳っているので当然他の患者さんがあまりおいでにならなくなるわけですね。
これはスタッフさんがたくさんいらっしゃって、9時から4時っていう時間のピークタイムにたくさんの患者さんを受け入れることができる治療院であればあんまり問題は無いでしょう。もう早く閉めちゃえば良いだけの話なので。
かえって求人に強くなったりとか、そういうメリットが出てきます。良いですよね、4時で終われる治療院…
4時帰りって言ったら、それができたら、要は子どもさんがいらっしゃって夜は働けないけど、4時ぐらいまでは働けますよっていう元治療家さん、産休に入っている治療家さんが働くことができたりするたりすることができる、ここはメリットになると思うんですが、一人治療院となるとそうはいかないわけですね。
この辺のデメリットをちゃんと理解した上で利益率が低くなるんだよっていうことと、集客面、確かに一定の時間には集客有利になるけれども、夜の時間帯の集客なんかが不利になってくる部分が出てきますよ、弊害が出てきますよと。
当然、子どもさんいらっしゃらない方からすると、子どもがギャンギャン泣いている中で治療院に行きたいとは思ってないわけなので、敬遠されてしまったらそれまでですね。
患者さんの幅が減るっていう問題は出てきますよっていうこと。あまりにも産後を強く打ち出しすぎるとですね、「産後もやってますよ」ぐらいだったら良いんですけど、「産後を専門でやってますよ」もしくは「産後しかやっていません」となってくると一般の患者さんが少なくなってくるので、その辺りは注意が必要かなというふうに思います。