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たむら電鉄 コンサル道中記

64ターン目 前編 「突如、院長を襲う『退職相談』」

2016年06月09日(木)/ コンサル道中記

本日は64ターン目 前編『コロコロ変わる女性スタッフの感情』というテーマでお伝え致します。 「一度火が付くと止められない! 女性スタッフの"心の導火線"」などなど、役立つ+面白いをテーマにお届けします。音声でもお聞きいただけますし、ブログ形式で書き起こしもついています。では早速「サイを振れー!出発進行~!!」
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斎藤

こんにちは。株式会社クドケンの斉藤です。
田村剛志の「たむら電鉄」、今回は64ターン目をお届けいたします。
それでは田村車掌、よろしくお願いいたします。


田村

はい。では本日も出発進行。


斎藤

はい。それでは今回はどんな話をいただけますでしょうか?


田村

前回に引き続いて、投資っていうテーマでお話をしたいなと思います。
前回の終わりのほうで、モチベーションっていう話をさせていただいたと思うんですけど。


斎藤

はい。あえてお金を払ってグリーン車を使うとか、時間とモチベーションへの投資について話をしましたね。


田村

移動手段を、じゃあ何を使うのかっていうことですね。
もちろん企業によって差があるんだけど、やっぱり快適な移動手段を使ったほうが
感情やモチベーションの差が出ますよっていうことですよね。
だからそういう感情に投資をするっていう感覚なんですね。


斎藤

高いモチベーションを保つためにお金を使うてことですね。


田村

われわれ治療院ビジネスっていうのは、商品が人なんですよね。
間違えてほしくないんですけど、一人先生であっても自分自身が商品なんですね。
人間には感情があるんです。施術が商品ではなくて、人が商品だから、
商品をケアするのと同じように、感情をケアして良い商品を提供しなくてはいけない。


斎藤

その通りですね。


田村

当然、感情の状態が違うと施術の結果にも差が出てくるわけですね。
だからこの感情のコントロールと感情に投資するっていう考え方、すごく大事なんですね。

例えば工業製品を作ってるとしましょう。
工業製品作ってて、機械でオートメーションで作ってるっていうんであれば、
これは感情ないですから、単純にコスト管理だけでOK。

もっといえば、節約してもいいわけですね。
効率っていうことを再優先してOKなんです。

しかしわれわれの場合っていうのは自分自身が商品。スタッフさんっていう「人」が商品。
斉藤くんや私や、全国の治療家さんも同じで「人」が商品になってくるわけですね。


斎藤

人がすべてですよね。


田村

ですから、人の製品としての質は感情によって大きく左右されるわけですね。


斎藤

確かに。


田村

多くの治療院経営者さんが、女性スタッフに手を焼くんですね。


斎藤

女性スタッフに手を焼くと。


田村

女性の場合って男性と違ってホルモンバランスの変動がやっぱり月間、
1年間とか月間の中であるわけですよね。ですから感情がどうしても揺れやすいわけです。
これによってやっぱりムラが出やすいっていうことは確かだと思うんですよ。

これはもう、体の構造として仕方のないことだと思うので、
個々を理解しておかなきゃいけないわけですよね。

で、それに対して男性はホルモンバランス一定ですから、
そんなに月間の中で体調が変わるってことはあんまりないわけですよね。


斎藤

うんうん。


田村

女性って生理周期とかで体重が思いっ切り変動したりとかするわけですよね。
体型が変わるぐらい変動するわけですから、それは当然感情揺れ動くわけですよね。
そこを理解せずに、やっぱり物事を進めようとする。効率だけを求めようとしたりとかするんですけど、
これ無理な話。構造上そういうふうになってませんから、
それは無理だよねっていうことをやっぱり理解しておかなきゃいけない。



だから女性スタッフ、もちろん男性スタッフもそうなんですけど、
特に女性スタッフのように体調面での変動がある方々に対して、
やっぱり感情に対するマネジメントと感情に対する投資っていうことは
非常に重要になってきますよっていうことなんですよね。

やっぱり従業員さんが退職したいなって思う、この職場を去ろうかなって思うときっていうのは、
人として扱われてるかどうかっていうときってあるんですよね。

よく退職の相談とか受けるわけです。
よくお話聞くのが「物みたいに扱われてる気がする」っていう言葉、よく出てくるんですね。

たぶん斉藤さんも聞いたことがあると思うんですよ。


斎藤

そうですね。どうしてもスタッフの気持ちが分からない先生もいらっしゃると思います。
 
中編へつづく...

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