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たむら電鉄 コンサル道中記

59ターン目 後半 「なぜ、慎重派は成功できないのか?」

2016年03月31日(木)/ コンサル道中記

本日は59ターン目 後半 『成功者たちの共通点とは?』というテーマでお伝え致します。「なぜ、慎重派は成功できないのか?その原因を田村剛志が徹底解説!」などなど、役立つ+面白いをテーマにお届けします。音声でもお聞きいただけますし、ブログ形式で書き起こしもついています。では早速「サイを振れー!出発進行~!!」
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田村

20分の1って5パーセントだから、実は失敗する確率って一緒なんです。
95パーセントの成功と20分の1の失敗って一緒なんだけど、着目するところが違うわけでしょ。

成功にフィーチャーすると95パーセントの成功だし、失敗に注目すると20分の1の失敗なんですよ。
で、うまくいく人っていうのは20分の1の失敗に着目しがち。
同じことなんだけど、どこに着目するかっていうところなんですよね。印象、全然違いますよね。


斎藤

違いますね。


田村

事実としては同じことなんですよ。5パーセントのリスクがある投資なんです、どちらも。


斎藤

確かに。


田村

でも成功にフィーチャーすると95パーセント成功する投資に聞こえるし、
失敗にフィーチャーすると20分の1失敗する投資なんですよ。


斎藤

変わりますね。


田村

うん。だからそこの思考の差ですよね、大きな差は。
チャンスと捉えるか、リスクと捉えるかっていう。


斎藤

出来事そのものは変わらなくても、結局解釈が変わっていっちゃうと・・・ってことですよね。


田村

そういうことですね。開業する人、開業しない人。分院展開する人、しない人ってあったとしても、
そこの理解が違うから、結果として大きな差が出てくるわけですよね。

チャンスだと思えば動くから、行動することが早くなるけど、
リスクだと思うと失敗しないように、失敗しないように、どうしようかな、どうしようかな、どうしようかなって考えてるから、この迷ってる時間の分やっぱり差が付くわけですよね。

時間の使い方が違うから。


斎藤

そうですよね。その分、成功する人の考え方だともう何回もチャレンジして、
失敗しながらも次の方法、次の方法っていってるってことですよね。


田村

そうそう。そうすると、成功する人って失敗って考えませんからね。


斎藤

経験とか、学び。


田村

途中経過としか考えないから。その結果から、じゃあどう改善をするかっていうかたちですよね。
PDCAが回せるんですよ、ちゃんと。


斎藤

なるほど。遠ざかってるんじゃなくて、近づいてるっていう感覚ですね。


田村

そうそう。やっぱり諦めないっていうことですよね。
目的に対して確実に近づいていくっていう道を戦略的に練っていけるわけですよね。
メリットの部分に対して、どうメリットを得ようかって考えるから、着実に積み上げていくわけですよね。
慎重に積み上げていく。いかに成功確率を上げるかっていう積み上げ方をするわけですよね。

だけど、逆にリスクを恐れる人っていうのはいかに失敗しないようにするかを考える。
で、失敗しないのにはチャレンジしないことが一番なんですよ。


斎藤

やらないっていう選択肢ですね。


田村

そうそう。やらないのが一番失敗しないから。100パーセント失敗しないから。
その差は非常におっきいですよね。


斎藤

なるほど。

あと、田村さんにちょっとお伺いしたいのが、
過去の成功体験がやっぱりある方っていうのは、
新しくチャレンジするときにどうしても足かせになってしまう先生も
いらっしゃるんじゃないかなと思うんですけども。


田村

そうですね。過去の成功法則と新しい提案、チャンスが来たものが違うと、
やっぱり経験則からこれは合わない、カットしちゃうっていうのはありますね。


斎藤

そうですよね。やっぱり過去の成功体験が大きい先生ほど、そういうふうになってしまう傾向もあるのかなと。


田村

チャレンジしにくくなりますよね。確かにおっしゃるとおりなんですけど、
だからやっぱり時代の変化を見逃さないことですよね。成功法則が変わっていってるので。


斎藤

それは時代の変化というか。


田村

そう。外部的要因っていう部分ですよね。
どうしても治療院ってスモールビジネスなので、内的要因に着目しがちなんだけど、
やっぱりでも外的要因って非常に大きいわけですよね。


田村

だからここ10年の大きな変化でいえば、インターネットの登場って大きな違いなんですよね。

ものすごく大きな違いなので、ここを認めれるかどうか。
で、この5年でいえばスマートフォンの登場っていうのも非常に大きな変化なわけですよね。

10年前でいえばインターネットもそれほど発達してない。ホームページで集客っていうこともあんまりない時代。
逆にいえばホームページがあれば集客できるような時代だったのが、

それからホームページの内容がよくないといけない、見栄えがきれいじゃなきゃいけないっていう時代が来て、
で、今PC用サイトだけじゃ駄目だと。スマホサイトのほうが圧倒的に閲覧数が多いと。
もうこれ、当然時代の流れとともにやっぱり成功法則変わってきてるので。
その時代の流れっていうのをやっぱり見なきゃいけないなっていうのは思いますね。


斎藤

時代の流れに乗り遅れるわけにはいきませんよね。


田村

外部環境に目を向けるっていうことはやっぱり一つ必要。
で、その外部環境に対して経験がないからリスクに感じるかもしれないけども、
それは事実としてちゃんと認めるっていうことですよね。

心配なんだったら事実を徹底的に調べるっていうことですよね。
今、もうデータを見ればエビデンスっていくらでもあるわけですよ。
PCサイトよりもスマホサイトのほうがよく見られてる、
検索回数が多いっていうことに関しては絶対的な事実なわけなので。

それは信じるべきですよね。経験よりも事実を見るっていうことですよね。これは非常に大事かな。


斎藤

それを度外視して自分の経験則でやるとまた失敗というか、成功しない考え方とかに陥っちゃうんですね。


田村

そうそう。やっぱり客観的視点を持つっていうことですよね。

結構過去の成功体験にこだわる方っていうのは、
「ホームページ作ったほうがいいですよ」とかっていう話に関していえば
「いや、私はホームページで検索することはないんですよね」っておっしゃるんですよ。


斎藤

ありますね(笑)。


田村

いや、それはあなただけですっていう話になるので。

世の中の人が事実として検索してますっていう。調べれば検索ボリュームも分かるわけですよね。
これだけの人が検索してますよっていうことは分かるわけなので。
それはやっぱり事実として受け入れなきゃいけない。客観的事実として受け入れるべきですよね。

やっぱり客観的な目を持つ。第三者的目で物事を捉える目を持つっていうことは
非常に大事じゃないかなと思うんですよね。


斎藤

なるほど。そうですよね。時代もすごい早く進化というか。


田村

これがたぶんもっと早くなるんだと思います。
また次のスマホサイトに代わるようなものっていうのはまた登場する可能性はあるので。

だからその流れの中で、今スマホサイトがもう必須っていう中で、
モバイルフレンドリーっていうものがあるので、スマホサイトがないとSEO上がらないっていうことじゃないですか。

それに対して、まだPCサイトすら持ってないっていう人がやっぱり居るわけですよね。
これはもう大きな戦力差ですよね。もちろん戦い方っていうのはあるとは思うんですけど。
口コミだけでやってくっていう戦い方もあるかもしれないんですけど、
大局的な面で見た場合には、サイトを持ってたほうがいいよねっていうことですよね。

口コミだけで集客してるとしても、
口コミを聞いた人がより来院しやすくするためにはやっぱりサイトはあったほうがいいし。

で、PCサイトよりも、PCよりもスマホ持ってる人のほうが多いわけで、スマホで検索する人のほうが多いわけなので、スマホサイト持ってたほうがいいよねっていうことも客観的事実ですよね、これは。


斎藤

しっかりそこを直視していきたいですね。
そのうえで自分で対策立てて。


田村

そうそう。ちょっと自分の中の、自分の経験則の中ではあり得ないことかもしれないんだけど、
客観的データに基づいて考えたらありだなと。客観的に判断できるかと。

主観的判断じゃなくて、客観的な判断で動けるかどうかっていうことは非常に大きいとは思いますね。




斎藤

なるほど。その行動の差が、結局成功する人と成功しない人の差なんですね。


田村

そうですね。


斎藤

なるほど。
ということで、本日は成功する人と成功しない人について、田村先生にお伺いしてまいりました。
それでは田村車掌、本日もありがとうございました。


田村

ありがとうございました。
 

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