たむ鉄出張編 前半 「特別ゲストに"訪問のプロ"をお呼びしました!」
2016年02月24日(水)/
コンサル道中記
本日はたむ鉄出張編 前半 『訪問のメリット・デメリットとは?』というテーマでお伝え致します。「参入者が少ない今がチャンス!訪問の"強み"とは?」などなど、役立つ + 面白い をテーマにお届けします。音声でもお聞きいただけますし、ブログ形式で書き起こしもついています。では早速「サイを振れー!出発進行~!!」
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田村
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はい、こんにちは。
治療院コンサルタントの田村剛志です。
本日は、「たむ鉄出張編」ということで、いつもと趣向を変えてお送りしたいと思うんですけども。
いつも聞き役になっていただいてる斉藤くんではなくて、
本日は訪問マッサージの組織化を指導していらっしゃいますケアリーダーズの李先生においでいただいてます。
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李
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はい、こんにちは。
訪問事業拡大プログラム、ケアリーダーズというセミナーを運営してます、李と申します。
よろしくお願いします。
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田村
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はい、よろしくお願いします。
李先生は、訪問マッサージの組織化っていうことでやってるんですけども。
普段私が伝えているのは、主に店舗型ですね。
店舗型の治療院の組織づくりであったりとか、人材育成っていうことをお話させていただいてるんですけど。
今日はちょっと角度を変えて、訪問マッサージっていう分野の、
ちょっと普段とは毛色の違う中での人材育成であったりとか、
組織づくりについてお伺いさせていただきたいなと思うんですけども。
李先生自身は、柔道整復師を持ってるし。
鍼灸師もマッサージ師も持っている。
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李
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持ってますね。
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田村
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ケアマネも持っている。
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李
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持ってますね。
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田村
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資格マニアですね。
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李
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そうですね(笑)。そうです。
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田村
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はい。で、ご自身も修行時代は接骨院にお勤めだったっていうことですよね。
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李
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そうですね。もともと接骨院を開こうと思ってまして、
最初に入った学校が鍼灸マッサージ。そして、次に入った学校が接骨院。
で、整形の勤務、最終的に整骨院の勤務までを行いましたね。
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田村
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その中で、もともと接骨院、整形、柔道整復師としての経験が多かった中で、
訪問マッサージで起業されたきっかけっていうのは何があったんでしょうか?
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李
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きっかけっていうのは、もともと分院長として勤務してた店舗なんですけども、
結構古くから接骨院としてあった店舗で。
患者さんが高齢者ばっかりで。で、そのうち来なくなっちゃうんですよね。
足が悪くなったり、介護を受けたりとかで。
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田村
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入院されたりっていう。
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李
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そうですね。
それを見てて、そういう方たちって何にもできないのかなと。
柔整の往診って結構限られちゃいますんで。
で、継続してご縁のあった方をなんとか施術できないものかということで
いろいろ勉強した結果、たどり着いたのが訪問マッサージというところでしたね。
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田村
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実際やられてみて、随分違うところがあると思うんですけども。
メリット、デメリットっていうのがあると思うんですけど、その辺はいかがですかね?
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李
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メリットとしましては、訪問マッサージっていう自体保険請求なんですけど、
そもそも長期で施術するっていう意味合いが強いので、保険請求上無理がないというか。
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田村
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クリーンであるということですね。
そもそも慢性症状を対象にしているから、長期になっても問題がないという。
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李
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そうですね。そうですね。
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田村
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そこが柔整保険とは大きく違うところですね。
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李
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あと、やっぱり患者さんの数が圧倒的に多いと。
で、今日本で要支援、要介護の方がちょっと前の統計で550万人ぐらいいらっしゃるんですよね。
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田村
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そんなにいらっしゃるんですね。
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李
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はい。で、その方たちが要は患者さん対象になるので。
で、それに比べて訪問マッサージ、訪問鍼灸に入る施術者の数っていうのも少ないので、
そういった意味では回りだしちゃえば集患に困ることはないというところがありますね。
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田村
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非常に安定してるところがメリットってことですよね。
患者さんが長く来ていただけるっていうことと、
利用者、もしくは見込み利用者に対しての事業者数が少ないっていうことですね。
接骨院とか整体院に比べると全く真逆の状況ってことですよね。
ブルーオーシャンの状況であるということですね。
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李
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そうですね。ええ。はい。
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田村
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逆にデメリットってどんなところでしょう?
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李
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デメリットは、店舗がないので宣伝活動をしっかり行わないと、
そもそも患者さんを見つけることができないっていうことがありますね。
あとは、利用者のお宅に定期訪問するわけなんですけど、
大体多くて20人から25人の利用者さん、患者さんがいらっしゃるともういっぱいいっぱい。
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田村
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アッパーが低いと。
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李
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そうですね。そうすると、大体売上的には70から80万ぐらいというところがアッパーとしてあるので、
そこがメリットなのかデメリットなのかちょっと言いづらいところなんですけど、アッパーがあるということですね。
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田村
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なるほど、なるほど。営業活動をしないと、待ってるだけでは患者さんがやってこない。
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李
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そうですね。
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田村
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利用者さんが増えないっていうことが一つのデメリットと、
もう一つが保険なので単価が決まってるので、限界が決まっているという二つのデメリットがあるってことですね。
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李
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はい。そうですね。
あと、柔整に比べたら同意書の書類を取らないといけないというめんどくささはあるんですけど、
そこはうまく流れちゃえば、しっかりとした書式を用意すればそんなに問題にならないので。
主に上げたその二つがちょっとネックかなという感じですね。
後半へ続く・・・