
56ターン目 後編 「赤ちゃんに学ぶ、スタッフの理想的な育ち方とは?」
2016年01月21日(木)/
コンサル道中記
本日は56ターン目 後編 『スタッフと院の成長に必要な考え方』というテーマでお伝え致します。「赤ちゃんから学ぶ、スタッフの理想的な育ち方とは?」などなど、役立つ + 面白い をテーマにお届けします。音声でもお聞きいただけますし、ブログ形式で書き起こしもついています。では早速「サイを振れー!出発進行~!!」
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田村
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 当たり前のことを当たり前にやっていれば、
 ちゃんと結果がついてくるっていう状態をいかに作るかっていうことですよね。
 
 
 
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斎藤
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 なるほど。
 要はそれこそ、遅刻したらその人を責めるんじゃなくて、
 悪いのはその仕組みのほうっていうことですよね。
 
 
 
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田村
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 そうそう。そこを考えるっていう。
 遅刻しないようにするためにどうするかを考える。
 極端な話、遅刻してもダメージがないようにどうするかって考えるってことね。
 
 
 
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斎藤
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 どうしても遅刻した人を責めたりとかしがちですけど、そこじゃないっていうことですよね。
 
 
 
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田村
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 そう。責めてもしょうがないっていうね。事実は変わらないので。
 
 
 
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斎藤
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 なるほど。すごい、年間計画からすごいいい感じですね(笑)。
 
 
 
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田村
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 そうですね。だから年間計画にまとめて話させてもらうと、自分の最終目標ね。
 
 最終的に、今考えうる自分の最終目標。
 途中で変わってくるとは思うんですけど、
 今考える最終目標がどこで、それに対して今の自分の立ち位置がどこかっていうのを考える。
 
 で、その距離感を測って、
 目標に対して頑張らなくても到達できるような計画を立てる。
 
 それは1年じゃなくて2年3年ってなるかもしれませんけども、とにかく計画を立てる。
 さらに、1年間を12カ月で考えるんじゃなくて52週間で考える。
 
 
 
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斎藤
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 52週ですね。これはすごい。目からうろこですね。
 
 
 
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田村
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 うん。だから年間52個のアクションプランを考えるようにすればいいわけですね。
 1週間ずつ区切って考える。その上で、無理がないものをやってくださいねってこと。
 頑張らないと達成できないような目標にすると頑張れないから。
 
 
 
- 
斎藤
- 
 頑張れないから(笑)。確かに。
 
 
 
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田村
- 
 52回頑張るのって結構きついわけですよ。
 
 
 
- 
斎藤
- 
 続かないですからね。
 
 
 
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田村
- 
 そうそう。52回当たり前にやっていけるようにしていくと、
 それが大きな成功につながるんだよね。続けらんないと意味がないんでね、やっぱりね。
 
 
 
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斎藤
- 
 現在地を把握するってなったときに、指標になるのは数字ですか?
 
 
 
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田村
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 そうですね。やっぱり数字が必要かなとは思いますね。
 チームを育てていかなきゃいけないので、
 数字を取っとかないと成長してるかどうかが分からないっていう状況になりますよね。
 
 
 
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斎藤
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 いわゆる成績表というか、通知票というか。
 感覚だとやっぱり分かんないですもんね。
 
 
 
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田村
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 そうですね。分かりやすい例でいうと、赤ちゃんって頑張って成長してないですよね。
 当たり前に成長してますよね。
 
  
 
 
- 
斎藤
- 
 はい(笑)。
 
 
 
- 
田村
- 
 当たり前に成長していくわけですよ。
 その仕掛けをいかに作るかっていうことですよね。
 
 で、身長伸びたねとか、言葉がしゃべれるようになったねとかっていうのは、
 あれは数字で表せるものですよね。
 
 誰が見ても客観的に分かるようなものなんで。
 それがなかったら、子どもが成長したかどうかって分かんないじゃないですか。
 
 
 
- 
斎藤
- 
 分かんないですね、確かに。
 
 
 
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田村
- 
 それをいかに作っておくかっていうことですよね。
 
 
 
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斎藤
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 それこそ、いつも田村さんがおっしゃるように数字は嘘つかないということですよね。
 
 
 
- 
田村
- 
 そうですね。たまに都合の悪い事実も出してきますけどね、数字を見てると。
 
 
 
- 
斎藤
- 
 出てきますよね(笑)。
 やっぱり現在地をしっかり把握して、目標を作ってっていうのが大事ですね。
 
 
 
- 
田村
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 それに対してしっかりとアクションプランを立てるっていうことですね。
 計画だけ立てても駄目なんでね。
 具体的に何するかっていうことが分からないと駄目なので。
 
 明日何する、今日何するっていうこと。で、それをあんまり詰めないこと。ゆとりを持ってやること。
 
 
 
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斎藤
- 
 今でも達成可能な目標を積み重ねていくと。
 
 
 
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田村
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 そうそう。
 100パーセント詰め込むとイレギュラーなことに対応できなくなるんで。
 そんなに計画どおりいかないじゃないですか。
 
 
 
- 
斎藤
- 
 いかないですね(笑)。
 
 
 
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田村
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 ね。地震があるかもしれないし、洪水があるかもしれないしね。
 想定外のことっていっぱい起こるわけですよ。
 とにかくゆとりを持って計画を組んでおくってことですね。
 
 特に経営者がいっぱいいっぱいになっちゃ駄目なんでね。
 経営者はやっぱり常にゆとりがある状態になってないといけないので。
 
 
 
- 
斎藤
- 
 そうですよね。そうそう。それをちょっと忘れがちになっちゃうかもしれないですね。
 やっぱり施術だったり、日々の業務忙しくて。
 
 
 
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田村
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 やっぱりせっかちな人が多いので、一気に行きたいっていう人が多くて
 無理な計画を組むことが多いんですよね。
 で、結果負け癖がつくっていう。うまくいかない。
 
 1人だったらまだいいかもしれないですけど、
 スタッフがいたりすると「また今年も大きな目標立てて…うちの院長」と。
 
 そして「けど、今年も達成しないよ」と。
 
 
 
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斎藤
- 
 どうせって思われちゃうんですね。
 
 
 
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田村
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 そう。どうせって。すると、もう達成する気がなくなっちゃうんでね。
 
 達成しないのが当たり前っていう負け癖がついてくるんで。
 100目指して達成できないのより1目指して1成功するほうがいいですからね。
 
 1歩進んでるんで。
 100目指しても、1取れてなかったら1歩も成長してないわけだからね。まず1を取るっていうことね。
 
 
 
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斎藤
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 しっかり足元を見て、足元を固めてっていうことですよね。
 
 
 
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田村
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 そうそう。いきなり100を取りにいこうとしないっていうことですね。
 1を積み重ねて、いかに積み重ねて100にするかっていうことですよね。
 
 
 
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斎藤
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 そうですね。今回の話を参考に、
 今年の経営計画をもう1回見直してみてくれたりするといいかもしれないですね。
 
 最後に、今年はこの「たむ鉄」で何か伝えていこうとか、田村さんが考えてることはありますか?
 
 
 
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田村
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 そうですね。やっぱり去年に引き続いて組織運営っていうところ、
 会社、経営、運営っていうところについてお話していければいいかなとは思ってますので。
 
 経営的なノウハウもあるんですけど、ものの考え方っていうところですかね。
 今日もそうだと思うんですけど、具体的にやり方っていうよりはものの考え方っていう部分になると思います。
 
 そのような根本的なところっていうのをお伝えしていければいいなと。
 あくまで私個人の考え方にはなるんですけどね。
 
 
 
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斎藤
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 はい。今年も1年間どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
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田村
- 
 はい。よろしくお願いします。
 
 
 
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斎藤
- 
 ということで田村剛志の「たむら電鉄」、
 今週もお届けしてまいりました。それでは田村車掌、ありがとうございました。
 
 
 
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田村
- 
 はい。ご乗車ありがとうございました。
 
