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たむら電鉄 コンサル道中記

53ターン目 中編 「【注意】昔のままでは通用しない時代が来ました。」

2015年11月12日(木)/ コンサル道中記

本日は53ターン目 中編 『流行り廃りの激しい治療院業界』というテーマでお伝え致します。「なぜ"この10分間"を意識できないと患者さんが去ってしまうのか?」などなど、役立つ + 面白い をテーマにお届けします。音声でもお聞きいただけますし、ブログ形式で書き起こしもついています。では早速「サイを振れー!出発進行~!!」
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斎藤

チラシもありきですけど、やっぱりホームページもやっぱり必要なところもありますよね。


田村

そう。メディアミックスが非常に大事かなと。

計測もしてもらったと思うんですけど、
チラシを打つ前のホームページのアクセス数と、
チラシを打った後のホームページのアクセス数が全然違うわけですよね。


斎藤

そうですね。

結局、今回の場合オープニングっていうこともあって、
ホームページ自体がそんなに上がってこないっていう状況だったので、
やっぱりどれぐらいかなっていうのがあったんですけど。

PPC広告を使って検索ワードをちょっと変えたりとかして検索すると
やっぱり100アクセスに1人くらいがクリックされてますね。

これは多いですね。
なのでやっぱりセットですよね。
チラシ出してるとHPの反応もよくなります。


田村

だからやっぱり、チラシ打ったけど反響なかったよっていう先生もいらっしゃるんですけど、
おそらくそういう方ってチラシの内容とホームページの内容が一致してないのかな。

もしくはチラシだけでホームページ自体が存在してないとか。
この場合はちょっと反応が落ちるなというのはありますね。


斎藤

チラシがどんなによくてもホームページ見たら「え?」みたいな感覚はすごく、不安になりますよね。


田村

やっぱり今時、どうしてもチラシの情報だけで動く人ってなかなか少ないので。
場所の確認とかするときにアプリ使ってみたりとかされるので。


斎藤

HPは必要ですね。


田村

一度はやっぱりホームページにもアクセスされる。
特にスマホのサイトにはアクセスされるかなと。

それこそ4年前ってスマホサイトってないですよね。


斎藤

ないですね。
iPhoneとかもないですもんね。スマートフォン自体あまり使われてませんでした。


田村

ね。スマートフォンが存在してなかったんじゃないですかね、まだ。下手するとね。


根本

そうです。ガラケーのサイトは作ったことありますよ。


田村

そうですよね。携帯の。


根本

無駄でしたけど。


田村

携帯サイトを作りましょうみたいな話をしてた時代かもしれないですね。


斎藤

そうですね。メルマガとかもちょっと言ってたときじゃないですかね、ちょうど。


田村

まだメルマガが使えてた時代ですね。
今、もうメルマガって使えませんからね。


斎藤

「携帯メールマガジンを発行」って書いてますね。田村さんのセミナー。


田村

当時はやっぱり体験会来てくれた方に、
追いかけるメールを5本ぐらい送るように言ってましたね。


斎藤

そうです、そうです。
メルアド登録とか。

今メルアドとかあんまり言わないですからね。


田村

メルアド知らないっていう人が多いですよね、今はね。
最近はもうやっぱりLINEでやり取りしないと難しいかなっていう時代になってきてはいるので。

当時はFacebookが流行り始めたところだったと思うんですけど、
今はもうFacebookからインスタグラムに時代も移りつつあるような状態なので。

そう考えると、この4年5年っていうのはものすごいスピードだなというのは感じますよね。

で、たぶん当時はあれですよね。月額フリーパスとかっていうのをやってたと思うんですね。
売り方としては。月額で料金決めて受け放題みたいなことをやってたんですね。
当時はやっぱり成約50パーとか取ってるんですね。

そして最近はプリペイドカードが主流になっています。
体験会からでも30パーセントから50パーセントぐらいの成約は取れてるような状態ですよね。
今回、だからクドケン店舗で40パーセント弱ぐらいだったんですよね、成約が。

っていう状態になってきて、販売方法というのも大きく変わってきたなと。
いろいろやりましたけどね、本当に。いろんなこと試してみました。

売り方については一段落したのかなっていうイメージですね、今は。


斎藤

ただその本質っていうのはどうですか? 
やっぱり変わらないですか? 4年間。


田村

これ、僕自身の考え方かもしれないですけど…

4年前とかだと骨盤矯正とか骨格矯正っていうのは
そこまで主流じゃなかったんで、それをやってるっていうことが結構差別化になったんですよね。

だけど今は骨格矯正とかってやってることは割と当たり前になってきつつあります。

やっぱり町歩いてても「矯正」とか「骨盤」とかっていう文字をものすごくよく見るようになってきたので。

以前の100万円テンプレートのときは「骨盤矯正って出しとけば患者さん来る」みたいな時代だったんですけど、
今はどういう骨盤矯正なのっていう、もう1個先行かないと差別化ができなくなってきた。

もっと言うと、たぶん根本先生が一番最初に開業されたころって、
開けりゃあ来るみたいな感じだったと思うんですよね、たぶん。
まだそんなにライバル院もないし。



根本

はい。10年前くらいですかね。


田村

そうですよね。
10年前だったら、ほんとに開業すれば患者さんは来るみたいな時代だったとは思うんですけど。

そこからいわゆる揉みほぐしとかの技術、
それからもう1個プラス矯正技術っていうものを入れると差別化ができて流行るっていう時代があり。

で、今はそこからもう1個差別化しないとなかなか集客に結びつかないなっていう時代。

で、なかなか端的には伝えにくい部分があるので、治療前にしっかり説明をするっていうことの重要性。
ただ、今回、今までの体験会とはたぶんそこが違ったと思うんですよね。

よそと何が違うのかっていうことの説明がすごく苦労されたところだと思う。


根本

そうですね。自分がやってるときはそういうことは全然考えてなかったって。
普通に無料体験会とか、患者さん来たときに同じようにちょっと短めでやるっていう形だったので。
今回はやっぱりすごく新鮮でしたし、勉強になりましたよ。


田村

患者さんの反応ってどうでした? 
もちろん説明の途中で帰られる方もいらっしゃったっていう話だったんですけど。


根本

はい、途中で帰られる方も2、3名居ましたけどね。

反応はというと、
満足度は5段階に分けてたんですけど、8割がたは満足という結果になっていたので
結果的によかったのかなっていうところはあったんですが、
ちょっと説明の時間が長いってやっぱり結構言われる感じがあったんで、もうちょっと短くしたほうがよかったのかな。

20分かかっちゃうときもあったりしたんですけど、15分以内に抑えていければ。


田村

10分ぐらいにまとめれるといいかもしれないですね。

後はまた説明を聞くことに対して苦痛にならないように工夫をしてあげたりとか、
何のために説明をするのかっていうこと自体を説明をしてあげたりとかっていうことは
必要になってきたのかなっていう。

以前は説明せずに治療することが多かったんですけど、
なかなかそれでは通用しなくなってきたなっていうのがありますね。

患者さんに選択肢が非常に増えてるっていうのがありますからね。


後編へ続く…

 

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