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たむら電鉄 コンサル道中記

51ターン目 前半 「売上に雲泥の差が生まれる、治療院経営の○○とは?」

2015年10月01日(木)/ コンサル道中記

1000万ぐらいしか稼げない治療家と、3000万稼ぐクドケンの社員って考えたときに、じゃあ能力に3倍の差があるんだろうかっていうことなんですね。で、おそらくないと思うんですよ。クドケンの社員さんに失礼かもしれないけど、1人で院を長年切り盛りしてきてる院長先生って、おそらくクドケンのいち社員さんより能力高いと思うんですね。
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斎藤

こんにちは。クドケンの斉藤です。田村剛志の「たむら電鉄」、今回は51ターン目をお届けいたします。
それでは田村車掌、よろしくお願いいたします。

田村

はい、それでは本日も出発進行。

斎藤

今日はどんなお話をしますか?

田村

はい。今日はクドケンの店舗もだいぶ数が増えてきて、先日3店舗目ですか。3店舗目がオープンを迎え、プレオープンを迎えたところもあり、先日全体研修っていうのをやらせてもらったんだけど。

斎藤

そうですね。お話しましたね。

田村

その中でもいろんなみんなの意識が変わってくれたりとかもあったんだけども。その中ですごく感じてること、いろんな治療院さん系のコンサルをやらせてもらってる中で感じることとして、やっぱりシステム、仕組みってすごいなっていうことなんですよね。

で、割となんとなくうっすら、今やっぱりクドケンのこのメルマガとか見てくれてる方々って、
仕組みって必要なんだよねっていうことをなんとなくは今分かってくれてるのかなとは思うんですけど。

斎藤

そうですね。再三お伝えしてますからね。

田村

うん。ただ、あんまり具体的にイメージ付いてないのかなっていう。そうはいっても、「でもちょっと違うんじゃない?」っていう疑問を持ってる方々もいらっしゃるんで、仕組みっていうのがいかにすごいかっていうことの具体的事例についてお話しようかなと思ってるんですけど。

斎藤

面白そうですね。

田村

先日クドケンの…あれメルマガに載ってたのかな。1人当たりの売上が社員さんの年商。

斎藤

そうですね。年商、今3000万円ぐらいですね、1人です。

田村

3000万円になったっていう記事が出てたじゃないですか。そこから感じるのは、治療院でスタッフ1人当たり3000万を上げるっていうのは現状たぶんないと思うんですよね。

斎藤

そうですよね。相当ですもんね。そう考えたら。

田村

だいたい、かなりうまくいってて年商で1000万ぐらい、1人当たり1000万ぐらいっていうのがうまくいってる事例じゃないかなと。もちろん中には1人で4000万5000万上げるような人も居ますけど、
平均的にいったらたぶん1000万切るぐらいだと思うんですよね。

1000万以下だと思うんです。整骨院の平均年商っていうのが800万ぐらいって言われてますから、
そこから考えるとクドケンの社員さんとは随分差があるよねっていうところなんですけど。

そこを考えたときに、じゃあクドケンの社員さんと治療院の経営者さんで、
そんなに能力に差があるのかっていうことですよね。

1000万ぐらいしか稼げない治療家と、3000万稼ぐクドケンの社員って考えたときに、じゃあ能力に3倍の差があるんだろうかっていうことなんですね。で、おそらくないと思うんですよ。

クドケンの社員さんに失礼かもしれないけど、1人で院を長年切り盛りしてきてる院長先生って、おそらくクドケンのいち社員さんより能力高いと思うんですね。

斎藤

確かにそうですね。

田村

だけど、実際に結果としては3倍の差がある。もちろん売ってるものが違うっていうことはもちろんあると思いますけども、現実にビジネスとして考えた場合にそれだけの差がある。これって結局仕組みの差なんだろうなって思ってるんですね。

で、もっとすごい事例でいうと、やずやさんってありますよね。

斎藤

はい。やずやさん。

田村

で、やずやさんの従業員さん1人当たりの売上っていうのがどのぐらいあるかっていうと、
1人4億円あるんですよね(笑)。

斎藤

とてつもないですね(笑)。

田村

とんでもない金額。桁がもう、大きく違う。

斎藤

1人4億円ですか。

田村

はい。会社の売上じゃないですからね。1人当たりの売上が4億円っていうことなんて。

斎藤

やばいですね。

田村

なんですね。僕も基本的に1人プレイヤーで会社をやってるわけですけど、じゃあ僕が1人で4億円上げれるかっていうと、上げれないんですよね。そう考えたときに、じゃあ私の能力とやずやさんのいち社員さんの能力で、たぶん負けてないと思うんですよ。

だけど実際何倍もの差があると。じゃあこれなんなんだ。これやっぱり仕組みなんですよね。
仕組みの力っていうものが非常に大きいっていうことなんですよね。

斎藤

なるほど。今ちょっと見たら世界のトヨタでも、1人約5800万円。で、タケダ製薬さんが4600万円。

田村

圧倒的ですね。

斎藤

圧倒的ですね。NTTは1人4800万円。そう考えると、やずやがどれぐらいすごいかっていう。

田村

とんでもないですね(笑)。

斎藤

とんでもない数字でね。1人4億円ですからね。

田村

うん。で、僕なぜやずやさんを例に上げたかっていうことなんですけど。
やずやさんって何売ってると思います?

斎藤

やずやですか? 通販で。
やずやの健康食品っていったらなんでしたっけ?

田村

いろいろありますけど。
ただ、基本的に売ってるものは健康食品かもしれないんですけど。

最終的にその商品を通して提供してる価値っていうのは健康なんですよね。
って考えると治療院もおんなじになるんです。産業としては。

斎藤

それじゃあ同じ土台に居るっていう感じなんですね。

田村

そうそう。おそらく、だから顧客は同じなんですよ。やずやさんで商品を買ってる人たちと、治療院で治療を受けてる方々って、おそらく顧客としてはかなりかぶってるはずなんです。

斎藤

なるほど。要するに健康に興味があるとか、自分の体にしっかりと向き合ってる人ですよね。

田村

そうです、そうです。そんな人たちなんで、基本的には顧客層はかぶってるはずなんです。
だけどこれだけの差がある。

斎藤

差があり過ぎですよね(笑)。

田村

うん。っていうのは、もうこれ完全に仕組みとシステムの話なんですよね、もう。もちろんマーケティングのしやすさもありますけど。同じ顧客層に対して同じ健康という商品を売っているにもかかわらず、
これだけの差がつくんだっていうことなんですね。

じゃあその能力が違うかっていうと、能力はおそらく変わらないはずなんですよね。


斎藤

むしろ、やずやさんなんかパートさんとかもいっぱい居そうですよね。

田村

おそらくいらっしゃるでしょうね。はい。入れての、たぶん数字だと思うので、それができてしまうっていうことですよね。これはやっぱりシステムをうまく構築してる。じゃあ誰の責任なのっていったときに、これ社長の責任なんですよね。その仕組を作っているかいないかっていうことになってくるんで。

だから私も組織を作っていくにあたって、システムっていうのを非常に大事に考えているんですよね。

最近私もクドケンさんの店舗さんの指導をさせてもらったりとか、つい先日、今ここに居る場所でなんですけど、昔ちょっと指導をさせてもらってた治療院さんを何件か集まってくれて、ちょっと私の誕生日のお祝いとかもしてくれたんですけど。


後半へ続く・・・
 

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