43ターン目 後半 「ダメダメ治療家でも簡単に行動を変える方法」
2015年06月03日(水)/
コンサル道中記
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田村
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だからやっぱり根性論じゃ解決しない。
やっぱりロジックを作らなきゃいけない。
だから、もし今行動できてない方とかうまくいってない方がいらっしゃるんだったら、自分がこうなりたいっていうことに対してとか、一つ一つの言語に対して突き詰めてほしいんですね。
落とし込んでほしいっていうことね。あなたにとって成功ってなんなんですかっていうことですよね。
「売上をどのくらいにしたい」、じゃあその売上はなんのためですか? 売上上げてどうするんですか?
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斎藤
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結構深いところですね。
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田村
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そうそうそう。売上上げて、じゃあ家族と旅行行きたい。
じゃあその家族と旅行行きたいのはなんのためですかっていうところね。
そういうのをすごく突き詰めていくと本当の原因というか、本当の求めてるものっていうのが出てくるんで。
自分の中にあるはずだけど、言語になってないことになって明確になってない。
意識されてないっていうことになると行動に変わらないっていう部分があるので。
一つ、アクションを起こせない人、どうしていいか分からないっていうことに関しては、自分が使ってる言語とか物事の基準的なものに対して、それはそもそもなんなのっていうこと。
やっぱりそれを分解していくと、人に伝えられるものに変わっていくので。
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田村
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「成功したいんです」って言われても若干困りますよね、正直。
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斎藤
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確かにそうですね(笑)。人によって違いますからね。
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田村
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だから前回のプロジェクトTの話ですけど、プロジェクトTで年商1億円が成功っていう人も居れば「いや、1億じゃ全然だよ」っていう人も居るわけでしょ。
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斎藤
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居ますね。
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田村
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「10億ぐらいいかなきゃ成功じゃないよ」っていう人も居るし「月商100万円で年間1000万売れればそれで成功」っていう人も居るわけなんで。
成功が全然違うわけですよね。
「いやいや、売上じゃないよ」と。
「家族と居る時間はしっかり取れることが大事、成功なんだよ」っていう人も居るだろうし。
ただその成功っていう言葉が人によって全然違うわけなんで。
例えば、あとは手技って言葉あるでしょ。
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斎藤
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ありますね。
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田村
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結構、だから「先生何してくれるんですか」って言うと「いや、うちは手技を中心として治療をしている」とか言うんですけど、さっぱり分からないんですよ。
「じゃあ手技ってなんなんですか?」って。
「いや、カイロプラクティック」って。
「カイロプラクティック、なんなんですか?」っていうのをちょっと突き詰めて、自分の中でもっと分かりやすく分解した言葉で話せる、人に伝わる言葉で話せるようにしてもらう。
そうすると自分の行動も変わってくるし、相手に伝わることも変わってくるので、絶対環境変わってきますから。まずは言葉を分解する。
成功するっていうことを、うまくいきたかったらまず言葉を分解して明確にするっていうことをやってもらいたいなというふうに思います。
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斎藤
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なるほど。ちなみにその分解するっていうのは、例えば紙に書くとか、なんかポイントを書いたり。
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田村
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書いたほうがいいですね。
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斎藤
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書いたほうがいいですか? やっぱり。
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田村
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記憶って結構曖昧なものなんで。
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斎藤
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そうですよね。
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田村
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私がよく言ってる「記憶と感情はうそをつく」っていうのをよく言ってますけど。
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斎藤
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そうですね。確かに。
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田村
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だから記録することが非常に大事なことだと思います。
今の、何年何月の段階で自分にとっての成功っていうのはこうですっていうことを書き残しておく。
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斎藤
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書いて。はい。
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田村
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で、何年かして見てみると「こんなこと考えてたんだ」とかってこと、ありますから。
自分なんかも若いころは手帳を。
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斎藤
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完璧に持ってるんですか?
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田村
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あります、あります。
見たりすると、本当に「こんなこと考えてたんだ」とかちょっと反省するところもあるわけですよ。
そのときのほうが結構素晴らしいこと言ってたりするわけですよ、自分の中で。
で、やっぱり妥協するでしょ、自分の中で。
やっぱりそこを目指すっていうことに対して、やっぱりうまくいかないことたくさん起こるわけですよね。
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斎藤
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起こりますね。
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田村
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新しくやること、たいがいうまくいかないんで。99パーセント失敗するわけなんで。
と、そこにやっぱりちっちゃな失敗があるわけですよね。
そこに心が折れちゃったりとか妥協しちゃったりとかいうことがあるわけなんですけど、そこをしないためにやっぱり記録を残しておく。
で、できるだけ明確に残しとくっていうことがすごく大事なことになると思うので。
ちょっと根性論に聞こえるかもしれないけど、一応ロジックだと僕は思ってますからね。
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斎藤
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そうですね。あくまで科学ですよね。
とにかく軌道修正しながら、しっかりと記録取って。
でもその言葉一つ一つ、変えるだけでも変わるっていうことですよね。
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田村
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そうですね。
のほうが、統計的に見た場合にやっぱり具体的な言葉を使う方のほうがうまくいっているっていう統計が僕の中にあるので。
僕が取ってきた統計の中であるので、今よりもよりいい状況に自分を持っていきたいっていうことであれば、言葉を分解して具体的にやるっていうことをやっていただきたいなと思います。
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斎藤
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はい。そうですね。ぜひ試していただければと思います。
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田村
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はい。
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斎藤
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はい。ということで今週も「たむ鉄」をお届けしてまいりました。
それでは田村車掌、ありがとうございました。
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田村
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ありがとうございました。