25ターン目 前半 「コンサルタントが自ら開業しない理由」
2014年10月08日(水)/
コンサル道中記
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- 斎藤
ハイ。それでは今週もたむ鉄をお届けいたします。
それでは田村社長、よろしくお願い致します。
- 田村
ハイ。それではたむ鉄、本日も出発進行!
- 斎藤
ハイ。ということで今日はどんなお話をされるのでしょうか?
- 田村
最近、田村塾なんかも始めて、新たな人達と交流の場が増えてきて。
- 斎藤
広がりましたよね。
- 田村
ハイ。結構最近単発で地方でセミナーやったりなんかもしているんですけど、
そういう場で結構聞かれることが「それだけノウハウがあるんだったら、
自分で店舗やったらいいんじゃないですか?」
というのをよく聞かれるんですね。
- 斎藤
ハイハイ。
- 田村
以前もまあ、コンサルタントいっぱいいますけどって話のときに
利益を取るんだったら店舗やった方がいいよねって話をしたと思うんですけど。
実際僕もそう思ってて、どこかのタイミングでは店舗やりたいとは思ってるんですけど、
現状ほぼ家に帰れないぐらい日本中飛び回ってるので。
- 斎藤
(笑)ちなみに昨日久しぶりに帰ったんですか?
- 田村
何日かぶりかわからないですけど帰ったぐらいなので。
時間が取れないというのが大きな理由。
- 斎藤
やらない理由1
- 田村
そうですね。
- 斎藤
時間が取れないと。
- 田村
ハイ。
やはり店舗ってそんなにノウハウがあっても、知識としてあっても実際運用していくっては別の話になってくるので。
- 斎藤
そうですね。
- 田村
ひとに伝えなきゃいけないし
自分が店舗に立ってやるなら簡単なことなんですけど。
人に教えながらやらなきゃいけないということなので、
頻繁に接触取りながら、なにがわかっててとか、やれないのか
出来ないのか、やってないのかってこともあるわけですよ。
状況的なものとか。
- 斎藤
確かに。指示出してるだけだとなかなか伝わらないですしね。
- 田村
やっぱりチェック入れないと。
店舗って回らないのでなかなかはっきり言って。
- 斎藤
うんうん。
- 田村
やはり店舗ちゃんとやろうと思ったら、
半年ぐらいつきっきりでいって軌道に乗ればね、
もう任せることはできると思うんですけど。
そこまでの時間が現状取れないということが非常に大きいんですよね。
だから一つには時間が取れないっていうことと、店舗運営はそんなに甘くないっていう。
- 斎藤
甘くない。
- 田村
ノウハウがどれだけあったとしてもそんなに甘くはない。
誰か任せられる人がいれば別ですけどね。
現状そういう人もいないので。
というのが理由の2つ目。
3つ目としては極端な話、もう講座全部やめちゃって、
店舗やるっていうことも自分の収益だけ考えれば。
- 斎藤
選択肢としてはありますよね。
- 田村
あり得るんですけど、ただまあ現状まだまだ業界的に
昔に比べたら情報も非常に、クドケンさんの情報配信もあるので。
情報レベルもすごい上がってきてはいるので。
良くなってきているとは思うんですけどやっぱり田村塾でよく会員さんとかとね、
やりとりをしててもまだまだ売上的に厳しいっていう方が非常に多いのが現状なので。
- 斎藤
ハイ。
- 田村
そこを変えていかないと、
なかなか治療院業界全体が良くならないんじゃないかっていうのがあるので。
まぁお役に立てるうちは。
- 斎藤
ハイ。
- 田村
求められているうちはね、頑張ってやっていこうかと
最終的には、よく聞かれるんですよコンサルって、
あるネタって決まってるので。
出し尽くした後で、どんどんいま再現性の高い情報をってものをやっているので、
真似する人っていうのもどんどん出てきている訳ですよ。
- 斎藤
いますよねたくさん周りにも。
- 田村
いるわけなんで。最終的にそうなったらどうするんですかっていうと、
そしたらもう店舗やりますっていう。
- 斎藤
(笑)なるほど。
- 田村
もう治療院業界という業界からもうあいついらねぇよと。
- 斎藤
極端に言うと。
- 田村
もうあいつの情報聞き飽きたからもういいよと、
なったら店舗やろうかなというのがあるので
そこまでは頑張ろうかなと。
- 斎藤
なるほど
- 田村
用済みになればまぁそれはそれで、自分が発信してきた情報っていうのが、
ある程度業界に澄み渡ったのであれば
自分のコンサルタントとしての仕事は終わるかなと思うので。
そしたらそこから改めて店舗をやろうかなと。
施術するのも好きですからね私。
- 斎藤
うん。そうですよね。開発して自分で。
- 田村
そうですね。メニュー作ったりするの好きなので。