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たむら電鉄 コンサル道中記

10ターン目 後半「田村先生が語る治療院コンサルタントとは」

2014年05月22日(木)/ コンサル道中記

1人整体院における継続課金システム導入のメリットとデメリット?

斎藤

コンサルなりたいっていう人たちに向けて何かサクッと、アドバイス的なものはありますか。

田村

そうですね。コンサルなりたいって人ほんと多いし、相談もよく来るんですけど。「コンサルタントになるにはどうしたらいいですか」とかって言われるんですけど、なってどうすんのっていうのをまず最初に。
斎藤

目的ですかね。
田村

そうそう。なんでなりたいんですかっていう。商売で考えてる人がちょっと多いかなっていうのが。
斎藤

いわゆるお金もうけというか。
田村

そうですね。もうかるからコンサルやりますみたいな感じの人いるんだけど、僕はやめたほうがいいと思う。
斎藤

それはなぜですか。もうからないっていうことですか。
田村

もうかるためにコンサルやるんだったら、店舗展開したほうがいいと思います(笑)。
斎藤

自分でどんどんほかに展開していくと。
田村

僕、お金稼ぎたいんだったら店舗展開します、絶対。
斎藤

なるほど。
田村

コンサルって、言ったらあれなんですけど、再現性があんまりないというか。もちろんね、提供する情報っていうのは再現性あったりするとは思うんですけど、基本的にはコンサルが結果出せるか出せないかっていうのは人間関係。
斎藤

治療院コンサルタントでいうと、先生との人間関係。
田村

先生との人間関係がほぼだと思うんで。僕なんかはコンサルやるときって、最初3ヶ月くらいは人間関係の構築が最重要だと思ってるんで。
最初から、最初は僕を疑ってるんですよ、ちょっと。「ほんと大丈夫かな」っていうのはやっぱり、向こうも疑ってるんで。
斎藤

お互いそうですよね。
田村

そうそう。すぐ結果が出るようなことをアドバイしていって、とか、ちょっと予言したりとかするんですね。「こうなりますよ」とかって予言したりするわけ。
1回ね、コンサルとか一緒に来てもらったことあると思うんですけど。
斎藤

そうですね、ありますね。
田村

基本的に「こうなりますよ」っていうことを予言しておいてその通りになると、だんだん信用してくれたりとか。
斎藤

確かに。成功事例を積み重ねていく感じですよね。
田村
そうそう。その人の性格によっても提案するものは全然バラバラになるので。先生の性格とか立地条件とか、そういうのがあってもうバラバラになるので。
正直、基本的にいうと、経験値がすごいいるんですよね。やっぱり。ないとやっぱりできないので。人になんか任せるって結構難しい仕事。
斎藤

難しいですよね。
田村

分業するとかできると思うんですよ。できると思うんですけど、人に任せるっていうのは結構難しい仕事だったりするんで。
ボリュームが限られる。僕、結局24時間365日しかないわけなので。

僕もいつもパンパンなわけです(笑)。
だから今新規案件を受けられないっていう状態がずっと続いてるわけなんですけど。あと、売上の上限が結構、やっぱり低いから。
でも治療院だったら任せれるから。経営的にいったらそっちのが全然。極端な話、院がちゃんと回ってたら、別に自分寝てても働いてくれるわけじゃないですか。

コンサル、そうはいかないんで。これは自分でいかなきゃいけないものなんで。
斎藤

確かにそうですね。結構ハードですよね。
田村

結構ハード。

いろんなやり方あると思いますけどね。いろんなやり方あると思います。基本的に訪問したほうがいいと思うんで。訪問コンサルは結構ハードです。
斎藤

ただその基板にあるのは人間関係ありきっていう。
田村

ありきなんで、そこを築ける人じゃないとできないんで。人に任せられない仕事なんで、金もうけだったらコンサルして他人を成功させれるだけのノウハウと能力がすでにあるのであれば、自分とこの会社伸ばしたほうがいいよっていう話です。
斎藤

他店舗展開したりとか、スタッフさん育成したりとかっていうことですよね。
田村
そうそう。商売としてはそのほうがいいんじゃない、っていう話。僕がコンサル始めたのは、やっぱりすごく価値のある技術を持ってる、施術ができる人。価値がある人たちが、その手法。
言い方は悪いけど、売り方があんまりご存じじゃなかったりとかして、はやってなかったりとかっていう方がたくさんいらっしゃったんで、そのお手伝いをしたいなっていうのが。もったいないなと。社会的にもったいないなっていう。例えばおいしいものがあるのに知られてないとかって、「もったいねえな、これ」って思うじゃないですか。

その気持ちでやっぱりコンサル始めているので。じゃないと、正直好きじゃないと、たぶん無理。
斎藤

そうですね。だから僕も田村さん見てるとそう思います。もう毎日いる場所違いますからね。
田村
そうですね。毎朝、朝起きると「ここどこだっけな」って思う感じですね。
家、帰れなくなりますからね、もう。ちょっとお手伝い程度とか、お小遣い稼ぎ程度にやるとかっていうんであればいいとは思いますけど。ただお金でやるべき仕事じゃないとは思います。
斎藤

ではない、と。
田村

他者の成功が報酬になる仕事なんで。クライアントさんの成功が自分の評価にもなるし報酬でもあるっていうとこなので。
自分が稼ぎたいっていうのでコンサル始めても、あんまりいい結果出ないんじゃないかなとは思うんですよ。やっぱりお金お金って思ってる人だったら、@@【00:10:10】を感じるんで、やっぱりそれは。するとやっぱりいい関係できないですよね、これ。
斎藤

確かに、はい。
田村

とは思いますよね。
奉仕の仕事だと思いますよ、コンサルって。
斎藤

確かにそうですね。お金もうけっていうのはちょっと違うかなっていう感じですね。
田村

ちょっと違うかなとは思います。あとね、コンサルやりたいっていう人に限って、自分の院があんまりはやってなかったりするんですよね。
斎藤

ちょっと痛いですね。
田村
それはちょっと違うでしょっていう話。自分の院が繁盛してないのに何をコンサルするのっていう話だったりするし。
あとコンサルやってると必ずスタッフさんの問題とか絶対出るからさ。スタッフ雇用したことない人、スタッフ雇用してない人が何をコンサルするのかなっていうのは僕は思ったりするので。
そのへんはちゃんとやっぱり、自分の実技をちゃんとやってのうえでやるべきじゃないかなとは思ってます。
斎藤

なるほど。あと最後に、移動はやっぱりこの服装で移動を(笑)。そういうわけじゃない。
田村

(笑)。さすがにこれは、道聞かれちゃうからね。ただでさえ僕、道すごい聞かれるんで。駅でこの格好してるとたぶん、すごい道聞かれて仕事にならなくなっちゃう。
斎藤

そうですよね。ただスーツではないという。
田村
そうですね。基本的に。これも、最初はスーツで行ってるときというのもあったんですけど、これもやっぱり先生たちと関係性構築するためにスーツをやめたっていうのもあります。
斎藤

より親密な感じで。
田村

そう。コンサルタントって。
斎藤

そうですね。ビシッとしてて、ちょっと近寄りがたい。
田村

ビシッとしてて距離があって、近寄りがたいようなイメージがすごくあるので。だとやっぱりうまくいかないのかなっていうのを思って。
それでスタイルも変えてラフな格好で行くし、お酒の付き合いもするしっていうかたちにしてる。信頼関係を構築するためにハードルを下げるっていう部分。コンサルタントっていうのが、正直いうとあんまり好きではない。僕自身が。
斎藤

その名前、名称というか。
田村
言われることが。なんか偉そうでしょ。それ自体があんまり好きではないので、そのイメージを崩したくてこんなのも平気でやっちゃうし。
斎藤

そうですね(笑)。
田村

そういうのがあってスーツじゃないっていうのはあるかなってことです。コンサルやりたい人もお金もうけだとか、あと自尊心を高めたくてやってる人も結構いんのかなとか思ったりもするんですけど。

それ、でも人のためじゃないよねっていうのが。自分のためにやってるよねっていう。

極論言ったら僕もね、人を、コンサルやってクライアントさんが成功してくれるのがほんとやっぱり自分の喜びなんで。極論、自分のためにやってるんだけど。自分の価値を高めるためにクライアントさんと仕事するっていうのは、なんかちょっと違うなっていうのは僕は思ったりしてますね。
斎藤

なるほど。そうですよね。自分っていうよりも人の価値を高めたりとか、豊かにするっていう。
田村

そう。コンサルタントって本来裏方の仕事なんで。表に出るものじゃないんで。
斎藤

それはそうですね。
田村
裏方なんで。自分の場合はどうすんだって話なので。輝かせるべきはクライアントなんで。そのへんは勘違いしないでほしいなって思います。

コンサルタントが増えることはいいことだと思います。本当に、コンサルタントを求めてる人ってたくさんいらっしゃるし、必要な方もたくさんいらっしゃるので。
僕も体1個なんで、全然ね。今ずっとお断りしている状態で申し訳ないなと思うんですけど。だから増えてくることはいいことだと思うんですけど。

だからちょっと勘違いした人が出てくるのは嫌だなとは思ってますね。
斎藤

あくまでその先生、クライアントさんのためにっていう。
田村

そうですね。
斎藤

自分の利益ではなくっていうところを考えたコンサルタントさんが増えてくるといいですね。
田村

ですね。もう業界全体のこととか、社会貢献するためのことに。いい治療院が増えたらやっぱり日本自体が活性化する、日本全体の世界が活性化すると思うので。

そういう意志でもって、働いて、コンサルタントになっていただけるんだったら僕も全然応援しますよっていうのはあるんですけど。
「コンサルタントもうかるんでしょ?」みたいな感じで来られると、ちょっとなっていう感じにはなっちゃうので。
斎藤

違いますよね。ということで、今日はここで終点ということで。
田村

終点で。
斎藤

今日は移動はグリーン車なのかというところと、コンサルタントの実態とか、そういうところについてお話させていただきました。それでは田村さん、ありがとうございました。
田村

ありがとうございました。
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