たむ鉄TOP > コンサル道中記 > 番外編 第1回 「思い出に残るコンサルティング べスト3!!」

たむら電鉄 コンサル道中記

番外編 第1回 「思い出に残るコンサルティング べスト3!!」

2014年03月06日(木)/ コンサル道中記

治療院コンサルタント田村剛志って?
工藤
はい、それでは田村鉄道番外編ということで、今回のインタビュアーはクドケン代表の工藤がさせていただくことになりました。
では、田村さんよろしくお願いします。
田村

よろしくお願いします。
工藤

大好評ですね、たむ鉄。
田村

ありがたいですね(笑)。
工藤

どうですか、コンサル先とかでいろいろ言われるんですか。
田村
そうですね。
結構はっちゃけた感じで行ってますんで、「あの衣装はどこで買ったんですか」とかよく聞かれますね。
工藤
なかなかおもしろいコンテンツですよね。
今回は、具体的に何か質問に回答するとかではなくて、思い出に残るコンサルティングについて聞きたいなと思うんですけど。
ベスト3ですね。
たむ鉄第3回!コンサルタントをしていてよく聞かれる質問とは?
田村

ベスト3。
工藤
1個につき、それほど長くインタビューもできないので、1個につき10分程度で。
印象に残るコンサルティング実績というか、治療院。
では、早速ですけどもベストスリーは?
田村
そうですね。
どれもコンサルティングで印象に残るんですけど。
事例としてあんまり、自分の中で数として多くない事例として、大規模展開のチェーン店さんの事例なんかもおもしろいなと。
工藤
結構おっきいんですか。
10店舗以上ですか。
田村

40店舗近い治療院さんのコンサルティング。
第3位は「大規模展開のチェーン店」
工藤

でかいですね。
田村
これはどのくらい行ったのかな。
1年、2年近く行ったんですかね。
行きましたけども。
やっぱり、数が多いので。
工藤

一気に見れるんですか、その40とかを。
田村
同時に見ることはないんですけども、基本的に幹部の方々に全体の状況をお聞きして、
会社全体の、
40店舗やってらっしゃるので基本的には施策を統一してやってらっしゃるので、
その中での施策をちょっと変えるっていうことを毎月毎月やっていくんですけど、
やっぱり規模が大きいので、一つの施策を変えることによっての効果がものすごかったんですよね。
工藤

ものすごいっていうのは、どういう。売上がすごく上がるとかですか。
田村
結局、1店舗で5パーセント上がるって大したことないじゃないですか。
でも40店舗の5パーセントが上がるっていうと、金額でいうとすごい金額になってくるので。
小さな数字も多店舗展開になると大きな数字に!
工藤

でかいですよね。
田村
それもすごい、金額的な変化もものすごくインパクトには残ってるんですけど、それ以上に
40店舗やるにはこれだけの伝達力と指揮系統っていうのがしっかりしてないとできないんだなと。
自分自身も店舗運営っていうのはやってきたことありますけど、せいぜい十数店舗規模までなので、その3倍強の規模なので、今現在も拡大を続けてる企業さんですし。毎年昨対を上回ってくるような。最近の大規模チェーン店さんって、だいたい昨対を割ってるんですけど、その中に対して昨対を必ず超えてくる。このへん、社長さんが本当にすごいなって思うんですけども。
それを40店舗規模でやっていくスピードに驚きましたね、私は。
通常、1店舗規模でも何かワンアクションを起こすのに3ヶ月ぐらいかかる。
しっかりした指揮系統だからこそ出来る圧倒的スピード感
工藤

結構大きいとそうですよね。
田村

はい。普通はそうなんですけど、この企業さんは1ヶ月ぐらいで結構やってくるんですね。
工藤

指揮伝達系統がいいんだね。
田村

系統が本当にしっかりしてらっしゃるっていう。これは社風もあるんだとは思うんですけども。
工藤

そうですね。おっきいと特に遅くて、やるのが。
田村

そうですよね。反対意見が出たりとかっていうのがあるはずなのに。
工藤

そうそう(笑)。
田村
上から下まで伝達が早いし、現場にも行かせてもらったりとかしてましたんで、現場で私がその幹部の方々に「こういうふうにしましょう」ってお話した内容が、そのまま現場にちゃんと落としこまれていく。
私は、企業の強さって伝言ゲームのうまさっていうふうに私は言ってるんですね。
要するにトップが発信した情報が末端にちゃんと変化せずに伝わってるかどうかっていうのが、これ非常に大事なんですけども、この企業さんに関して言うと、伝言ゲームはしっかりと伝わっていると思ったので。
伝達ゲームのうまさ=企業の強さ
工藤
それは、具体的にいうと、うまくいってるところとうまくいってないところで比べると、何が違って意思疎通がうまくいってるんですか。
田村

これ、システムなのかなって思うところもありますね。
工藤

システム。なんかツールみたいなものですか。
田村

そうですね。伝達の仕方っていう部分ですよね。
基本的に文言で伝えていけば、ドキュメントで伝えていけばあまり変わることってないはずだと。
もちろん、難しいところもあるんですけど、メール文とかでも難しいと思うんですけど、伝達するときにかなり事細かな処理を、一つのことを伝えるのにA4数ページにわたるような報告書で伝達をされてたりとかしてるんですね。逆に伝達がうまくいかない治療院っていうのは、経営者さんが思い付きで電話をして、口頭だけで伝える。
工藤

いますね。いらっしゃいますね。
田村

しかも、受信側が忙しい時間帯とか平気で電話しちゃうんですね。
工藤

わかりました。治療院に限らず、中小企業、ベンチャーでよくある。
田村

そう、よくある(笑)。
工藤

組織が育たないっていうところではそれがおっきいですよね。
田村

はい。ちゃんと聞ける状態のときにちゃんと伝えてあげないといけないっていうことも非常に感じましたね。
工藤

じゃあその経営者さんは相当組織がしっかり作れてる方なんですね。
田村

そうですよね。やっぱりその規模で業績を伸ばし続けてるっていうのは、この業界でもなかなかまれな例だとは思いますので。
工藤

そうですね。
田村
そこに関しては徹底してやってらっしゃるなというのは。本当に伝達の大事さっていうのを感じたコンサルティング事例でしたね。
工藤
じゃあ第3位はその大手の、多店舗展開されているところで伝達力のすごさがすごく印象的だったということで。
では第3位は以上ですね。
第2位以降は次回ということで、田村さん、本日はありがとうございました。
田村

ありがとうございました。
Copyright © Tamura Dentetsu, All rights reserved.